～相続でもめる原因とは？～

相続人が財産を相続するときにもめる原因は「誰がどの財産を引き継ぐか」の一点につきます。ご両親がご健在のときには仲のよいご子息たちも、ご両親が他界し、それぞれが独立して家庭をもつと経済力・家庭環境にも差がでる為、被相続人が思っているより円滑に相続が進まないケースが多く見受けられます。

従って相続対策の順番は

①「どの財産を誰に渡せば相続がスムーズにいくか」を考え

②「納税するための資金の準備」をし、

③「最後に生前の節税対策」を必要があればおこなうことです。

～まずは財産の評価から～

しかし、その前にやっておくべきことがあります。

それは、「自分の財産の価値を再確認すること」です。個々の財産の価値がわからなければ「どの財産を誰に渡すか」は決められませんし、財産の全体の評価がわからなければ相続税の納税が必要かどうかもわかりません。

～不動産は引き継ぐ人に喜んでもらえる財産にすることが大切です～

「古い貸家・アパート」・「維持費用がかかる空地」・「大きすぎるご自宅」・「借金が残る収益性の悪いアパート」などは残念なことに、もらって嬉しくない不動産の代表です。

これらの不動産を喜ばれる財産にすることを考えてみてはいかがでしょうか？

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